カナダから成田経由で関空に帰ってくるとき、カナダ → 成田でロストバゲージに遭いました。。。
帰国便でのロストバゲージは保険が効くのかについて、今回は紹介したいと思います。
結論から言うと、保険はおりましたが、本来は微妙みたいです。
帰国便でロストバゲージになった時は海外旅行保険(航空機寄託手荷物遅延)で補償される?
僕がロストバゲージに遭ったのは、モントリオールから成田への便でした。
日本への帰国便です。
帰国便でのロストバゲージは補償されないという記事がありますが、そんなことはなかったです。
少なくとも私が契約した大手保険会社の海外旅行保険(寄託手荷物遅延補償付き)はそうでした。
ちょっとゴタゴタしましたけど。
では、僕がロストバゲージになった時の対応の流れを説明したいと思います。
ロストバゲージになった時の対応の流れ
旅程が急遽変わった
便はカナダエアで、ANAとのコードシェアでした。
元々の旅程は、モントリオール → シカゴ → 成田 でした。
しかし、当日の搭乗直前にチェックインカウンターへ呼び出され、CAさんに成田への直行便に変えてくれないかと言われました。
僕としては、シカゴ乗り継ぎより直行便の方がラクに決まってますから、ぜひ変えてくれと言いました。
そして、モントリオール → 成田 の直通便に変わったのです。
成田で職員さんが待っていた
成田空港に着いた時にANAの職員さんが待っていてくださって、荷物が来ない可能性があると伝えられました。
え、とは思いましたが、さすがANA、対応がとても丁寧でした。
一応、荷物を確認しに行きましたが、ベルトコンベアーからは流れて来ませんでした。
いろいろ職員さんに確認してもらいましたが、見つかりませんとのこと。
なので、荷物が来なかった証明書等に記入をお願いされたので、言われた通り記入しました。
結局、荷物は見つかり次第、家に配送されるという旨を説明いただきその日は帰りました。
おかげで荷物が軽かったです(笑)。
また荷物を探してたために、成田で時間がかかり関空行きの便に乗れなかったので、それの変更手続きもしてもらいました。
洋服とか日用品を買った
僕は帰国便でしたが、2ヶ月の海外滞在からの帰りだったので、家のほとんどの服や日用品を持って行っていました。
そのため家には何もありませんので、とりあえず最低限の服や充電器、歯ブラシなどを買う必要がありました。
ですが僕の便は夜着だったため、家に帰ったのは24時頃でした。
もう店など開いてないので、翌日買い物に行くことにし、最低限の服(上下計8000円)と日用品を3000円ほど購入しました。
海外旅行保険の手続き
このように洋服などを買ったのですが、ロストバゲージのせいで購入したことになるので保険がおりると思い、保険会社に連絡しました。
しかし、帰国便の場合は、家に着いた後に購入したものはダメだと言われました。
いろいろと規約に関する説明をされました。保険の書類にも記載があるはずだと。
僕が確認した限りその内容をまとめるとこんな感じです。
でも、僕は帰国後96時間以内に購入しているんだから、おりるはずじゃないかと伝えました。
ところが、その「96時間以内」は出発便のみだと言われました。
しかし、事前に送られてきた保険の書類にそんなこと書いてなかったですし(わからん)、飛行機が夜着だったので家に着くまでに買えないこと、2ヶ月海外滞在だったので家には何もないこと、等を伝えました。
その電話では結局ダメで終わったのですが、数時間後に折り返し電話がかかってきて、やっぱりいけます、と言われました。
どういうこと?でもまぁいっか。
これは特例だったのか、あちらのミスだったのかは結局わかりませんでしたが、無事全額補償していただけました。
注意点
1点注意があります。
補償に関しては航空会社に言っても何も出ません。
これを扱うのは損害保険会社の航空機寄託手荷物遅延補償です。
あらかじめ海外旅行保険に入っておき、この特約を付けておく必要があります。
さらにこの特約は自動付帯ではないので注意が必要です。
僕は海外旅行保険の航空機寄託手荷物遅延補償の特約を付けていたので、最低限の服とか日用品のお金を補償してもらうことができました。
まとめ
帰国して3日後に荷物は家に届きました。
便変更のおかげで僕は直行便に乗れましたが、荷物は乗れなかったようで当初の目的地であったシカゴへ行ってしまっていたようです。
そして一悶着ありましたが、僕は無事帰国後すぐに購入した洋服や日用品代を補償してもらうことができました。
それには少なくとも航空機寄託手荷物遅延補償の特約が必要なので、注意してください。
クレジットカード付帯の海外旅行保険では、通常このようなロストバゲージの補償はされません(少なくとも私のは)。高いやつならいけるみたいなので、事前に確認が必要ですね。
参考になれば幸いです。