今日は統計検定2級の話をしていきたいと思います。
統計検定2級って言うと、なんか難しいんだか難しくないんだかよくわからない、という人もあいると思いますから、今回紹介していければなと思っています。
youtubeでも公開していますので、こちらもどうぞ!
私の自己紹介をしますと、企業でデータ分析をやっておりまして、統計検定の資格についても保持しておりますので、いくらか紹介できるかなと思います。
まず、この統計検定2級っていうのが、どれだけ役に立つのかって話です。まあ受けようにもどれだけ役に立つかで受けるか受けないか変わると思いますね。なので、これはまず把握しておきたいと思います。
例えば、転職サイトで調べてみると、企業のデータ分析者やマーケティング担当の方にとって、有益であるということがわかると思います。dodaとか適当な転職サイトで見てみると、意外と出てきます。
そして、よく転職の要件を見てみたらわかるんですが、例えば「統計検定2級程度の知識を有している」とよく書いてあります。
ただ、この「2級程度」というところが問題なんですが、他の級はどうなのかって思うかもしれません。例えば、準1級や3級はどうなのって思うかもしれないんですけど、3級はほとんど見ないですね。少し物足りない感があります。逆に、準1級や1級もあまり多くないですね。ちなみに、統計検定2級程度を持っていると、十分データ分析をしたいという方には、有益な資格ではないかなと思っています。
でも、この2級がかなり難しかったらしんどいよと思うかもしれませんが、理系出身や大学で数学を少し勉強した方なら、それほど難しくはないので、コストパフォーマンスもそんなに悪くないんじゃないかなと思いますので、おすすめできる資格となっております。
データアナリストになりたい、データサイエンティストとして転職したいという人は、ぜひ取得しておくといいんじゃないかなと思います。
統計検定2級の基礎情報
ではここで、一応基礎情報について確認しておきましょう。統計検定2級は、受験料が7,000円です。学生は5,000円で受けられるので、少しお得ですね。受験時間は90分で、35問程度解かなければいけません。
社会人になってからだと、こんなに長く集中するのが難しいかもしれませんので、頑張らないといけないかなと思います。合格基準は100点満点中60点以上です。
試験形式は、すべてCBT形式です。CBTとはコンピューターベーステストの略で、地域のパソコン教室のようなところでパソコンを使用して試験を受ける形です。電卓の持ち込みは必須ですね。これがないとかなりしんどいです。
統計数値表などは用意されていますので、これを使って分析を進めます。ペンやメモ用紙も用意されますが、自分のものを持ち込むことはできません。用意されたペンやメモ用紙を使用することになります。少し書きづらいかもしれませんが、そういう形で準備することができます。
統計検定2級を受ける際に「統計検定3級が必要か?」と思うかもしれませんが、3級がなくても別に受験可能です。いきなり統計検定2級を受けてもOKというわけです。私の場合も3級は持っていなかったのですが、統計検定2級を取得しました。
統計検定2級の内容
統計検定2級では、3級や4級の内容に加えて、以下の内容が含まれます:1変数データ、2変数データ、推測のためのデータ収集法、確率と確率の標本分布、推定、仮説検定、などです。
まずはデータの平均、分散、共分散、標準偏差などを自分で計算できることが必要です。次に、相関係数を理解し、計算できる能力も求められます。
その他、高校レベルの確率や期待値の計算、場合の数、ベイズの定理を使った確率計算などができると良いです。基本的な確率分布、正規分布、ベルヌーイ試行、二項分布、ポアソン分布くらいまでの理解は重要です。
さらに、区間推定や検定(母平均、母比率)ができること、単回帰分析や重回帰分析を理解し、データ分析ができることが求められます。前提知識としては、高校数学の確率や微分積分の概念が理解できていることが必要です。
統計検定2級を受ける際に、3級を取得しておくことが良いかという疑問に対しては、大学などで数学をある程度勉強した人は、直接2級を受けても良いと思います。
しかし、文系で大学時代に数学をあまり学ばなかった人は、データ分析に興味があり、その方向に進みたいと考えている場合、一旦3級を受けてみるのが良いでしょう。
統計検定2級の勉強法
私がおすすめするテキストは2冊あります。
1つは東大出版から出ている「統計学入門」という本です。こちらは結構難しい本なので、進めるのが難しいと思う人もいるかもしれませんが、古典的で有名な本です。
2冊目は、「入門統計学」というオーム社の本で、これは結構良いかなと思います。最近第2版が出ました。内容もボリュームアップされていて、いろんな範囲を扱っていますが、全部読まなくても良くて、半分ぐらい読めば、統計検定2級の範囲を十分網羅できるかなと思います。結構具体例もたくさんありますから、これはかなりおすすめです。
これらのテキストを使って勉強し、問題をどう解くかというと、過去問があります例えば、2018年から2021年のものなどが売っていますので、これ一冊買って、3、4週間ぐらいやれば、十分合格できるレベルだと思います
。私も3週間ぐらいやりましたが、これ1冊やれば問題ないと思います。なので、テキストとこの問題演習本を用意して、それを繰り返すという感じです。
おすすめの勉強法は、ざっとテキストを読んで、どんなものが書いてあるかを把握してから、過去問を解いてみることです。
最初は多分できないので、できないところを把握して、そこを復習して、また過去問をたくさん解くというループです。何回も繰り返していくと、自然とできるようになると思います。
ただし、これはもちろん高校数学ができる方の話になりますので、まずは高校数学レベルの知識があることが前提です。確率や微積分が苦手な方は、そちらから勉強を始めるのが良いと思います。
勉強期間の目安としては、基礎的な知識があれば、大学で統計や微分積分をやったことがある人は、1ヶ月から3ヶ月ぐらい見ておくと良いと思います。
最初に基礎を振り返って、1日1時間や2時間勉強していけば、そのくらいで合格できるんじゃないかと思います。
ですが、高校以来数学をやっていない方は、基礎から始める必要があるので、3ヶ月以上かかる人もいると思います。その辺は、自分で余裕を持って取り組むのが良いと思います。
最後に、合格のためのポイントですが、私が受験した時の感想として、まず一点目は計算問題を侮らないことです。統計検定2級では、区間推定や仮説検定などがメインになりますが、計算問題も結構出ます。油断していると計算ミスをしたりするので、分散や共分散、回帰ケースなどの公式をしっかり頭に入れて、計算できるようにしておく必要があります。
二点目は、さっきも話したように、区間推定と仮説検定がメインになるので、ここに重点を置いて対策をすることが大事です。
三点目は、全部解ける必要はないということです。
統計検定2級では、100点中60点で合格なので、40点分間違えても大丈夫です。テキストの中で難しいと思う部分があっても、その部分は一旦置いておいても最悪大丈夫かもしれません。そういう考え方を持つと、少し気が楽になるかなと思います。
今回は勉強方法や参考書、合格のポイントについて説明しました。
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