大学院での研究が進まないときはどうすればいいか - さとぶろぐ

研究

大学院での研究が進まないときはどうすればいいか

大学院で研究してるけど、全然研究が進まない。。。

今回は、このような大学院生の悩みの原因とその改善点を提案していきます。

僕も修士課程のときは、1年たっても1年半たっても結果が出ず、なんとかM2の秋くらいでギリギリ結果が出ました。

結果が出ないときは、「もう研究したくねぇー」とか「研究室行きたくねー」とモチベーションが下がることは何度もありました。

なので、気持ちはかなりわかります。

同期が国際学会で賞をもらったり、修論発表で賞をもらったり投稿論文を書いたりしているのを間近で見ていましたしね(笑)。

ですが、博士課程ではこのような経験を活かして過ごし、3年で4本の投稿論文を書いて学位をとることができました。

ここでは僕の経験談から、研究が進まないと悩んでいる大学院生へのアドバイスとさせていただければと思います。

ぜひ最後まで読んでくださいね!



 

研究が進まないメインの原因

まずは研究が進まないという人のメインの原因を考えていきます。

原因はたくさんあると思いますが、今回はメインの大きい原因にしぼっていきます。

 

1. そもそも研究テーマがキツい

これを最初に言ってしまっては元の子もない気もしますが、大学院生の研究はだいたいテーマによります

意味不明の難しいテーマを選んでも、自分の能力でなんとかやっていく人もいますが、そんな人は多くないです。

なので、どうテーマを設定するかは研究をする上で非常に重要です。

修士課程であれば、研究室によっては自分でテーマを決めるところもあれば、教員がテーマ案を出すところもあると思います。

仮に教員がテーマを出してくれるとしても、修士に入学してすぐでは、そのテーマがイケそうなテーマか、ヤバそうなテーマかわからないと思います。

そんなときはまず研究室の先輩に相談しましょう

このテーマどうっすか?って聞けば、先輩たちは「あの先生はどんなテーマを出したんだろう」と興味津々に聞いてくれるはずです。

そして、このテーマはどうだとアドバイスをくれるでしょう。

注意しておきたいのは、難しいテーマをやるなと言うわけではありません。

もちろん難しいテーマに挑戦するのはアリですが、その場合はなかなか研究が進まないことを念頭においてやっていきましょう。

先生が知りたいことを修士のテーマに出して、それが博士論文のテーマにまでなりうるなんてのはよくあることです。

 
 
また、テーマを決めてもそれを実施できそうかは、ちゃんと考えておきましょう。

おもしろそうなテーマでも、研究装置・機材はあるのかデータに見通しはあるか確認しておきましょうね。

僕の場合、進めたはいいけど装置の観測データが悪かったり、もらえる予定のデータがもらえなかったりして、M2のはじめにその研究が頓挫したことがあります。

気をつけてください。

 

2. 変にプライドが高い

プライドが謎に高いとだいたい研究はうまくいきません。

3歩進んで2歩下がるとはよく言いますが、1歩進めるなら全然良いほうです。

なので自分にプライドが高く、研究も完璧にこなしてやろう!なんて人はかなりきついと思います。

だって進まないんですもん。

精神的にまいって嫌になってしまうことがあります。

また、そういうプライドの高い人はあまり人に質問をしない傾向にあります。

自分が困っている姿を見られたくないとか、弱みを見せたくないみたいな思考を持っていると、閉じこもって研究も何も進まずにどんどん辛くなっていきます。

ある程度プライドが高いのはいいですが、変に固執してしまったり、自分の殻に閉じこもってしまうようなときは危ないです。

あとで詳しく書きますが、人に質問すると解決することはたくさんあるので、まず質問ができないといけません。

 

3. 研究にかける時間が圧倒的に足りない

これもまたそもそも論かもしれませんが、全然研究してないのに、研究が進まないと言う人がいます。

これは当たり前ですね。

いいのか悪いのかはわかりませんが、僕の同期は研究室から何日も帰らずに昼夜問わず研究をしていた強者がいました。

彼は研究室の床で寝ていました。

さすがに僕はそこまでできませんでしたが、修士のときは僕も10時頃行って23時頃まではやってました。

博士課程では結婚してたので、そこまで自由にやれませんでしたが、9時頃行って18時頃帰り、夜も家で研究していました。

難しいのは個人によって、研究量の感覚が違うところです。

自分では今日はけっこうやったなぁと思っても、違う人にしてみればあんまり研究してないな、と思うこともあるでしょう。

ただ、こういうことを言うとブラック研究室みたいなことを言われるかもしれません。

なにも毎日、朝から深夜までやれとは言いませんが、やはり成果を出すにはかける時間は必要です。

定時で帰れるようにするなら、なるべく昼間は集中して効率も上げて頑張るしかないです。

 

大学院での研究が進まないときはどうすればいいか 改善策 5選

ではここまで研究が進まない理由を3つ挙げてみました。

ここからは研究が進むようにする改善策を5つ紹介します。

 

1. 質問をする

まず最初に、人に質問できるようになりましょう!

研究してるとほとんど困った状況にいると思います。

実験のやり方がわからない、このプログラミングがわからないなど。

でもそんなときも質問すれば10秒で解決することもあります。

なので、最初は自分で5分くらい考えてできなかったら、質問すればいいと思います。

気軽なのは同期、そして先輩後輩、で先生でしょうか。

質問は全く悪いことじゃないので、ガンガンしていきましょう。

ただ、質問をできる人間関係を築かないといけないですけどね。

 

2. 生活スタイルを見直し、研究室に来て集中作業

質問できるためには人間関係が必要と言いました。

では、どうすれば良いでしょうか。

まず、研究室に来ましょう!

あいさつしましょう!

そして席で研究しましょう!

これを毎日繰り返せば、なんとなく会話は生まれるはずです。

そうすれば、少なくとも研究室の人には質問ができるような関係性になるでしょう。

ただ、来ても他の人がいない時間では意味がないので、朝に来て夜帰るリズムにしましょう。

そして昼間は集中して作業しましょう。

シンプルですが、大切ですよ!

教える側もいつも来ない人に質問されるより、いつもいる人に質問される方がずっとに答える気になります。

 

3. 完璧は捨てて穴ぼこだらけでいいから進む

こうして質問ができる環境で、作業もできるようになりました。

次はどうやって研究を進めていくかです。

結論を言うと、完璧は目指さずにどんどん先に進みましょう

実験や解析の方法が完璧じゃなくても、とりあえずやって先に進みましょう!

細かいことを気にするといつまで経っても先に進めないので、50%くらいでいいので先に進む気持ちでいきましょう。

先に進んで大筋が見えたら、細かいところは補修していけばいいと思います。

 

4. うまくいかなかったことも結果だと思う

とはいえ、実験や解析で自分の想定と違い、良い結果が出ないこともよくあると思います。

ここで凹んでしまっては研究はできません。

こういうときに、「うまくいかなかったという結果が出た!一つクリア!」みたいな謎のポジティブ野郎が舞い降りる必要があります。

正直、性格によって難しいかもしれないですが、こういう楽観的な性格は大切です。

でもリアルに「うまくいかなかったこと」も結果の一つです。

それがわかったおかげで、次の一手も打つことができます。

「うまくいかなかったこと」も決してアナタが悪いわけではないことを認識してくださいね。

 

5. テーマを変えるのも全然あり

ここまでの1~4を繰り返しつつ研究をするのをオススメします。

ただ、それでもうまくいかないことはあります。

それはテーマが無理ゲーな場合です。

これはどうしようもないです。

テーマ設定の段階ではいけそうに思えても、実際にやってみてこれは無理だ!と思うこともあるでしょう。

すぐにあきらめるのは良くないですが、めっちゃがんばってやって無理だったら、テーマ変更もアリだと思います。

だってどうしようもないんですもん(笑)。

「せっかくここまでやったんだから、変えたくない」とか「逃げた気がする」みたいな人もいるかもしれませんが、それで研究できなかったら元も子もないです。

なので、違うテーマに動けるフットワークを持ち、違うテーマに関するアンテナを張っておきましょう。

テーマを変えると言っても、大幅にジャンルごと帰る必要はなく、マイナーチェンジがいいです。

手法をちょっと変えてみるとか、対象をちょっと変えてみるとか、それだけで見えることはあるはずです。

 

さいごに

今回は、大学院での研究が進まないときにどうすればいいかを紹介しました。

人それぞれ状況は違うと思いますが、根気強く、ポジティブにやっていけたらいいですね。

大学院生は修論や博論を書かないといけないので、かなりしんどいですが、やった先に得るものもありますよ!

修論が書けない時のアドバイス・書き方については別の記事にしてあるので、よければ読んでみてください。

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少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んだくださり、ありがとうございました。

 
 

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