修論が書けない?大丈夫!【修士論文の書き方を丁寧に解説】 - さとぶろぐ

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修論が書けない?大丈夫!【修士論文の書き方を丁寧に解説】

今回は修士論文の書き方について紹介します!

今年はコロナのせいで修士の研究が十分に進むか心配ですよね。

大学に来れないと実験とかもできませんが、修士論文は書かないと卒業できません。

なんとか書くしかありません。

僕も何年も前になりますが、修士論文・博士論文を何とか書きましたので、アドバイスくらいできると思います!

今は不安かもしれませんが、大丈夫です!

修士論文、書けますよ!



修士論文とは

言うまでもなく修士論文は大学院修士課程を卒業するために必要な論文です。

学部の卒業論文はゆるかったと言う人もいるかもしれませんが、修士論文になると学部レベルとは話が違ってきます。

しっかりとした研究成果クオリティーが求められることを念頭におきましょう!

日本語で書くか英語で書くかは研究室や指導教員によって違いますが、図表を入れて少なくとも20ページくらいは軽くいくと思います。

僕は図を入れまくったので、英語で60ページくらいでした。

先輩には100ページをこえる人もいましたが、そこまで分量にはこだわらなくていいでしょう。

 

修士論文の構成

まず、修論の構成を確認しておきましょう。

修士論文は「論文」ですので、学術論文の体をなさないといけません。

ですので修士論文の構成は、だいたい次のようになります。

・Title(タイトル)
・Author(著者)
・Abstract(要約)
・Introduction(導入)
・Method (Data)(手法)
・Result(結果)
・Discussion(考察)
・Conclusion(まとめ)
・Acknowledgment(謝辞)
・Reference(引用)

普通の学術論文と同じです。

次に、どこから書くのが良いか、書くときのポイントを紹介します。

 

いつどこから書くべき?執筆の手順

いつから書くのがいい?

あくまで僕の感覚ですが、だいたい修士論文の提出期限の3ヶ月前くらいから書き始めるといいかと思います。

早すぎると書く結果がありませんし、1ヶ月前とか2週間前になってくるとクオリティーが保てなくなってしまいます。

書きながら、まだこの解析や実験が必要だと感じることもありますし、図はもっとこうした方が見やすいとか、書き始めて気付くことがたくさんありますので、早めに書き始めましょう

 

オススメの書く手順

では、どこから書けばいいのでしょうか?

書けるところから書きましょう!

とにかく書かないと始まりません。

でも僕のオススメは”Method(手法)"から書くことです。

 

Method(手法)

Method(手法)はおそらく変わらないので、ここから書き始めるとラクです。

Methodが変わるようでは非常に危ういです。。。

また、データの説明もここでしておくのが良いです。

 

Result(結果)

次に”Result(結果)”です。

結果もやったことをつらつらと書けばいいだけですから、そこまで大変ではありません。

再現性が保てるように、やったことをすべて丁寧に書き出せばOKです。

ポイントは丁寧にやったことを全部書くことです。条件なども全部です。

解析結果の議論はDiscussionで行います。あと、ここは図が多くなりがちです。

 

Introduction(導入)

その次は難しいですがIntroductionに手をつけるのがいいと思います。

実際は意外とIntroductionも大変です。

イントロでは「この研究は今までこのような研究がされていてこういうことがわかっている。でもまだここがわかっていないので、私の研究ではこのようなことをする」みたいなことを示します。

簡潔にいうと、「過去の研究まとめ+問題提起+この論文で行う新しいこと」って感じです。

過去の文献をきちんと読んで、自分の研究が過去の研究とどう違い、どう新しいのか、しっかりと立ち位置を示さないといけません。

 

Discussion

Discussionを書くのが難しいと思う人は多いと思います。

簡潔に、Discussionではイントロで提起した問題に答えます。

まずは、結果で得られたことから議論をふくらませます

具体的には、「得られた結果がどのようなことを意味しているか」です。

そして、その結果は過去の研究結果とどう違うかなど比較を行います。

それによってこの研究のどこがどう新しいか言うことができます。

完全に主張しきれないこともありますが、その時は可能性があることを列記しておきましょう。

言い切れないことはよくあります。

 

最後にConclusion(まとめ)とAbstract(要約)

Discussionまで書けたら、その論文の内容はもう決まったのでまとめと要約を書きましょう。
 

執筆の関するアドバイス

1. とにかく最後まで全部書く

とにかくひたすら書きましょう!

書かないと始まらないです。

ワードやTEXの書式とか、英語だったら文法表現も気になるかもしれませんが、全無視でとりあえず最後まで行った方がいいです。

一旦書いてみることで、実験や解析が足りないこととか、議論が足りない部分がわかってきたりします。

なので、一旦書けるだけ書いて見ましょう。

 

2. バックアップを必ずとれ

超大切です!

バックアップを取らずに、「ああああぁああぁぁ!!!!!!」

って言ってる学生を何回か見たことがあります。

Macを使ってるなら、タイムマシーンで常にバックアップを取りましょう。

Windowsやサーバにある場合も常にバックアップです。

 

3. 英語の文法や編集作業

英語で修士論文を書く場合ですが、文法チェックとか編集作業はあと回しにしてもいいと思います。

そんなこと時間を使って最後まで行けなかったら、元も子もないので、最後まで行ってから文法や編集をしましょう!

文法チェックにはGrammarlyというアプリがオススメです。

無料でも文法くらい見てくれるのでインストールしてみるといいです。

指導教員から文法のミスを指摘されるという恥ずかしいことは少なくなります。

詳しくは下の記事をご覧ください。

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4. 引用(References)は意外と時間かかる

意外と時間がかかるのが引用です。

分野によって引用のフォーマットが異なるので、事前に調べておきましょう。

引用にはアプリを使うのもいいかもしれません。

文献管理ツールなどを使うと、文献情報を簡単に出してくれるので簡単です。

また、Google scholarでも引用を出してくれます。

 

5. 淡々と粛々とやる

一番大事なんですが、淡々と粛々と書きましょう。

今日は書く気分じゃないなぁとか言ってる場合じゃありません。

そんなこと言ってる間に締め切りになってしまいます。

仕事だと思って粛々とこなしていきましょう。

 

6. オススメ本・アプリ

最後に、僕の思う参考になる本を書いておきます。

僕はこれらを使いましたが、必ずしも必要ではありませんが、参考にはなると思います。

調べてみて、いいと思ったらぜひ手に入れてみてください!
 
 
論文の書き方の本
基本的な論文の書き方についての本は1冊くらい持っているといいでしょう。

どこでも買えます。

僕は「理系研究者のためのアカデミックライティング」を書いました。

具体例もたくさんあるし、同じ単語を使わないための書き換え例もあってとてもよかったです!

 

 
 
類義語辞典(英語)
英語で書くなら、類義語辞典があると便利です。

英語にめちゃめちゃ自信がある人ならいいですが、そうでない人はボキャブラリーが少なく、同じ単語・表現を使い気味です。

そう僕です。。。

なので、類義語辞典で単語の言い換えをするといいと思います。

 
 

 
 
Grammarly(英文校正アプリ)
先ほども紹介した英語校正アプリです。

英文を放り込めば文法は直してくれますし、ほかの簡単な間違いも直してくれます。
 
 
文献管理ツール
修士論文になればかなりの数の文献を読むと思いますし、引用が大変になるので文献管理ツールを持っているといいです。

 

さいごに

修士課程はとても短いです。

就活をする人は平気で3-4ヶ月くらい時間が取られますから、実際に研究をできるのは1年ちょっとくらいです。

でもこの期間に研究に打ち込んだ経験は人生で貴重な経験だと思います。

集大成となる修士論文にも前向きに、でも粛々と取り組んでもらえればと思います。

大学院で研究をしているとつらいこともたくさんあると思います。

研究がつらい時の記事もまとめたので、よろしければどうぞ。

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