学振DCの研究費で海外に短期研究留学
学振の研究費を使い、アメリカの研究機関に2ヶ月間、研究留学をしてきました。
私はDC2に採用されていたので、その研究費で行くことにしました。
博士学生海外挑戦プログラムにも応募したのですが、それは補欠だったので研究費に。
事務的な必要事項など、やったことを記します。
学振の海外渡航手続き
学振の研究費で海外渡航する場合、期間によってはJSPSに届出をしないといけません。
規定では、28日以上の海外渡航をする時は、海外渡航届を提出する必要があります。
また、研究遂行が目的の場合は、海外渡航計画書も出す必要があります。
提出期限は出発の一ヶ月前までです。
やることはそれだけなのですが、注意することがあります。それは、海外渡航届は学長印(機関長印)が必要であることです。
私の場合、学長印が必要である旨を事務に伝えると、海外渡航届は機関から送るから計画書は自分でJSPSに送付するようにと言われました。
しかし、所属事務と本部事務の方で意思疎通ができてなかったようで、海外渡航届がJSPSに送られていませんでした。
計画書は自分で一ヶ月前までに送っていたため、JSPSから出発2週間くらい前に催促されて発覚しました。
そこも各自でケアしておかないといけません。
1ヶ月前までに全てJSPSに提出はできなくても渡航はできましたが、提出が遅れたことの提出遅延理由書(フォームなし)を提出させられました。
大学のせいなのに。
注意しましょう。
受け入れ先を決める
さて、そもそも留学するには受け入れ先を探さないといけません。
私は以前知り合った先生にお願いしたら、その先生が別の先生を紹介しれました。
先生が受け入れOKを出してくれたら、数ヶ月前には研究所への入館証を発行してもらう必要がありました。
もちろんそれまでにビザの取得が必要です(必要であれば)。
なるべく、早いうちから連絡を取り合いたいですね。
ビザを取る
国や滞在期間によってはビザが必要です。私はアメリカで2ヶ月間でしたからESTAにしました。
3ヶ月以上滞在の場合は、ビザ取得が必要で、しかも最近はトランプさんの影響でビザ取得等も大変になっているので(2019年4月時点)、より一層早めの準備が必要です。
滞在先を決める
受け入れ先の研究所は、先輩が以前ポスドクをやっていたところでもあったので、先輩に相談すると、住んでいたシェアハウスを紹介してくれました。
先輩の紹介だったので、あまり自分で心配や調べたりもせずそこにしたのですが、大変でした。
研究所までの道はハイウェイなので歩く道もないし、スーパー遠いし、ネット環境もない。その上、家の中は荒廃していました。
やばい住人もいると言われていて、ここではやばいと思い、一日で逃げ出しました。
しっかり自分で調べて決めないといけないことを再確認しました。
受入の先生に相談したり、ホテル等やAirbnbも調べてみるといいかもしれません。
海外はかなりAirbnbが充実していると思いました。
あとは、スーパーなどの施設や通勤方法なども考慮したいです。
スマホ契約
数ヶ月の滞在になると、wifiを借りるよりSIMカードを購入した方がいいでしょう。
Amazonなどでプリペイド型のSIMを結構安く買うことができます。
現地でも買えますが、すぐ使えた方が便利です。
私は、h2o KDDIのSIMカードを購入しました。前に書いた記事を参考にしてください。
英語でのやり取り
研究留学するとなったら、何をするにしても基本的に英語になると思います。
話すのはもちろんですが、文章を書くことがとても多くなります。
私はGrammarlyというアプリを使って、最低限の文法などをアプリでチェックしていました。
次の記事を参考にしていただければと思います。 Grammarlyというアプリをご存知でしょうか。少し前まではよくyoutubeなどで広告が流れていた、英文の自動添削アプリです。 英語のメールなどの英文を書くときに、grammarlyのアプリに入力 ...
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